猫とB'zをこよなく愛する主婦のひとりごと。 ただいま2度目のアメリカ転勤中。日本大好きなのになぜにまたアメリカ?!の愚痴多めのブログなのでご注意を<(_ _)>
猫の検疫、早めに準備をね
2017年06月20日 (火) | 編集 |
みかろう@大分の皆さん、地震大丈夫ですか?です。
震度5弱とLINEニュースで見てびっくりしました。

この週末、レイくんは狂犬病の予防接種でした



インスタにも書きましたが
ペットを飼っている方にはとても重要なことなので
ブログにも書くことにします。

今現在、日本にいて、
動物を連れて海外へ行き、
数年後に日本へ戻る予定のある方

すでに海外に住んでいて
動物を連れて日本へ帰る予定のある方

すぐに検疫の準備を始めてください。

なぜかというと、
非常ーーに時間がかかるからです

以下、2017年6月現在の
アメリカに在住、
もしくはアメリカ在住予定者への情報です。
(渡航先、在住地域によって違います)

まずね、日本は狂犬病が無い国なんですね。
なので絶対に狂犬病を国内に入れたくないわけです。

片や、アメリカは狂犬病のある国

なので、狂犬病のあるアメリカから
動物を連れて日本へ帰るには
とてーもとてーも面倒な手続きが必要なのです。
(要はうちのペットは狂犬病にかかってないよという証明をしないといけない)

で、まだ日本にいて数年後に日本へ帰る予定の人は
日本でこの手続きをしてきちゃった方がいいです。
(理由は後ほど)

アメリカ在住者で日本へ帰るかもしれないって人も
早く手続きを始めたほうがいいです。


まずは大前提

・日本に輸入される犬・猫は、
狂犬病やレプトスピラ症(犬のみ)について輸入検査を受けなければなりません。

・輸入条件を満たしていることが確認された犬・猫の輸入検査は短時間で終了します。

・輸入条件を満たしていない場合は、
動物検疫所の係留施設で最長180日間の係留検査を受けることとなり、
また、検査の結果、輸入が認められないことがあります。

・この検査にかかる費用は全て飼い主負担です!!


手順

1、 マイクロチップの埋め込み(個体識別)

Microchip
1回目の狂犬病予防注射を接種する前に、
国際標準規格(ISO)11784及び11785に
適合するマイクロチップを動物病院で埋め込んでもらう

SO規格以外のマイクロチップを装着している場合は、
事前に到着予定の空海港の動物検疫所に相談すること

マイクロチップが、動物検疫所で所有している
マイクロチップリーダーで読み取れない場合は、
読み取り可能なマイクロチップリーダーを輸入者自身で準備する


2、 狂犬病予防注射 1回目

Rabies
マイクロチップの埋め込み後、狂犬病予防注射を接種してもらう

・生後91日齢以降(生まれた日を0日目とする)
・マイクロチップの埋め込み後(同日可)

有効な予防液の種類
不活化ワクチン(inactivated / killed virus vaccine)
または
組換え型ワクチン(recombinant / modified vaccine)

生ワクチン(live vaccine)はダメ!


3、狂犬病予防注射 2回目

これもポイント!!
狂犬病注射は2回打たないといけません!!!

・1回目の狂犬病予防注射から30日以上(接種日を0日目とする)の間隔をあける
・1回目の狂犬病予防注射の有効免疫期間内
・有効な予防液の種類であること


4、 狂犬病抗体検査

Rabies antibody test
2回目の狂犬病予防注射の後(同日可)に採血を行い
日本の農林水産大臣が指定する検査施設に血液(血清)を送り、
狂犬病に対する抗体価を測定してもらう
(動物病院に頼んで送ってもらう)

・日本の農林水産大臣が指定する検査施設(指定検査施設)じゃないといけない
・この広いアメリカでも検査施設はたったの2か所
・狂犬病に対する抗体価が0.5IU/ml以上でなければいけない
・採血は、狂犬病予防注射の有効免疫期間内に実施


5、 輸出前待機(180日間以上)

180days_waiting

これが一番のポイント!!

狂犬病抗体検査の結果がOKでも
その採血日を0日目として、
日本到着まで180日間以上待機が必要

これどういうことかといいますと、
検査結果がOKでも
180日間は日本国内へ入れないってことなのです。

たとえば今日(2017/6/20)、
採血してもらったとしましょう

そこから180日ということは 
2017/12/17かな?(計算が正しければ)

2017/12/18以降だったら、
日本の空港で係留されることなく、
その日のうちにペットも一緒にお家へ帰れます。

でも、たとえば突然の帰国で
来月の7/20に帰ることになったとしましょうか。

そしたら、検査のための採血6/20から30日しか経ってないので
一緒に飛行機で連れてかえっても、180日に満たない日数は
空港で係留になってしまうのです。

この例でいうと、180日-30日=150日 

150日ですよ!!
5か月もペットだけ空港で係留!!

前回のシアトル時代はまだこの法律が無かったので
ケンシロウは2週間係留されました。

預かってくれる施設の人は優しい人たちばかりで安心ではありましたが
その預かり日数分、費用もかかります。

そしてたった2週間でもケンシロウ大丈夫かな?と不安で仕方なかったです。
(当時の日記はここ)

それからね、この狂犬病抗体検査にも有効期限があり
採血日から2年間だけ
なんです。

うちのレイくんは、渡米前の2015/6/25に採血を行い狂犬病抗体検査を受けました。

なので2017/6/25に、この検査の有効期限が消滅してしまうので
今度はアメリカで狂犬病抗体検査をしないといけません

でも、2回目の場合は慌てないでいいのです。
なぜなら、以下の条件が満たされていれば
180日間待機はしないでいい
のです。
(なので今日本にいる人は、日本でやってきたほうがいいよ、って話)

・1回目の狂犬病予防注射から日本に到着するまでの間、
狂犬病予防注射の有効免疫期間が1日も途切れることなく、
継続的に追加接種されていること

・2回目の狂犬病抗体検査の採血日が、
1回目の狂犬病抗体検査の採血日を0日目として、
180日間以上経過していること

・全ての狂犬病抗体検査は指定検査施設で行われ、
抗体価が0.5IU/ml以上であること

正直ね、この法律が施行されたばかりのときは
この内容をアメリカの獣医さんに説明するのがとても大変だったそうです。

だって、不活化ワクチンじゃないとダメ?
不活化って英語でなんていうんだよ?!
指定機関が、たったの二か所?!
日本はなんでこんなに厳しいんだよ?!と。

施工されてから10年経って
ようやくアメリカの獣医さんにも認識されてはきたものの
やっぱりこちらがちゃんと理解してないと、
日本政府が認めてない注射を打ってしまったりするので
動物を飼っている人は、本当に注意が必要なのです。

そして必要日数ね

最短でも 210日かかるんですよ。
マイクロチップ挿入
狂犬病注射1回目

↓最低でも30日

狂犬病注射2回目
血液検査

180日

晴れて係留無し


210日って7か月ですからね(^^;

うちのような駐在の場合
日本の会社、210日も前に、
人事異動なんて発令されませんからね。

なので、いつ日本帰国命令が出てもいいように
準備しておかないといけないんですよ。

検疫所のWebに詳しい説明、
英語版や中国語版も用意されていますので
この処置をやってもらうときには、印刷して持っていったほうがいいです。
チェックシートも分かりやすいですよ。


ここから先は、帰国が決まってからの準備です


6、 事前届出

notification
事前届出

日本に到着する日の40日前までに、
到着予定の空海港を管轄する動物検疫所に事前に届出をする


7、輸出前検査

clinical_inspection
アメリカ出国直前に、
民間獣医師又は輸出国政府機関の獣医官による
輸出前検査(臨床検査)を受ける

臨床検査の内容
狂犬病及びレプトスピラ症(猫は狂犬病のみ)にかかっていない又はかかっている疑いがないこと。


8、輸出国の証明書の取得

certificate
輸出国政府機関(日本の動物検疫所に相当する機関)が
発行する証明書を取得する

(証明書に記載が必要な事項)

(1)犬・猫の個体情報(生年月日または年齢を含む)

(2)マイクロチップの番号、埋め込み年月日

(3)狂犬病予防注射の接種年月日、有効免疫期間、 予防液の種類、製品名、製造会社名

(4)狂犬病抗体検査の採血年月日、抗体価、指定検査施設名

(5)輸出前検査(臨床検査)の結果、検査年月日

Webに証明書の推奨様式あり

証明書には輸出国政府機関の裏書き証明(endorsement)を取得しないといけない。

この裏書き証明ってのもポイント!

これはUSDA(米国農務省)で取得できるんですが
たいていこのオフィスは州都にあります。
(イリノイ州の場合はスプリングフィールド)

シアトル時代はワシントン州の州都「オリンピア」まで
車をブッ飛ばした記憶があります。

帰国が決まったら
また州都まで車をブッ飛ばすんでしょうね(^^;
>3時間半

ちなみに事前予約必要です!!

郵送での受付もあると思うんですが
アメリカの郵便事情な~

これに関しては、実際やったことある人の体験談探したいです。


全ての書類が揃ったら、愛するペットと一緒に帰国です。
ちゃんと揃っていればその日のうちに一緒に家へ帰れます。

いや、ほんと
シカゴ転勤が決まったときに
一緒についていこうか迷った原因の第一位はこれです

猫たちの渡米、猫たちの帰国
ケンシロウもレイももうシニアの年齢なのに
長時間の飛行機での移動
そして輸出入のための注射や検査

たいぞうの転勤についていくと決めたとき
ケンシロウは日本へ戻れないかもしれないな、という予感はどこかにありました。
レイも、年齢的にどうかな?とも。

でも、帰国が決まったときに
レイが元気に生きていれば、一緒に日本へ帰るのは当たり前なんです。
なので準備をしておく。

海外組の皆さん、早め早めに準備しておきましょうね(^▽^)

うちも今現在は帰国の話は全くありませんが
いつでも帰れるように準備しておきます!!!


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