2000年07月06日 (木) | 編集 |
当時、みかろうは社宅から徒歩で15分の会社に勤めていました。
通勤途中に、車どおりが多いきつい坂道があります。
その坂道は急カーブしているので、見通しが悪く、よく猫が車に轢かれて死んでいました。猫好きのみかろうは、それを見つけると心が痛み、市役所に電話をして「S市の〇〇に猫の死体があります。よろしくお願いします」と連絡をしてあげます。誰かが連絡しないとそのまま道路に放置されたままで、何度も車に轢かれて可哀想だからです。
その日も、遠くに動物の死体が見えました。
あー可哀想に。。。
誰かが道路の端に寄せたらしく死体はほぼ原型をとどめていました。みかろうは心の中で「アーメン。ナンマイダブー」とお祈りをして通り過ぎようとしました。そして何気にその死体を見ると、
「うぉ!タヌキやん!」
そう、猫だとばかり思っていたのですが、その死体はタヌキだったのです。野生のタヌキを見るのなんて初めてです。ここって神奈川県だよー
なんでタヌキがいるのー???
みかろうは会社に着いてから市役所に連絡しました。
「S市の〇〇にタヌキの死体があります」って。
市役所の人は大して驚いてないようでした。
ここらへん、神奈川県S市と東京都H市、M市は総称して「多摩地区」と呼ばれています。「平成タヌキ合戦」というアニメ映画がありましたがそれはここのすぐ近くの多摩ニュータウンのお話だそうです。
ここらへんには野生のタヌキがいっぱいいたんだそうです。
でも街の発展に伴ってタヌキたちはどこかに行ってしまったのでしょう。
動物との共存。。。考えてみませんか?
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